ABOUT PEARLS
真珠について
ジュエリーオザワの多くの商品は、真珠を使用したものとなっています。
一つ一つ素材から厳選し、流通経路を開拓しています。
ここでは主に扱っている真珠の種類をご紹介します。
アコヤ真珠
真珠層の奥から湧き出るような深みのある輝き
一般的にアコヤ真珠と呼ばれるものは、日本で養殖された真珠です。その歴史は古く、真円真珠の養殖が始まってから100年以上たっています。大きさは2mm位から大きなものは10mm以上の品物もあります。
アコヤ真珠の最大の特徴は、その照り(光沢)にあります。表面上の照りではなく、真珠層の奥から湧き出るような深みのある輝きです。これは干渉色と呼ばれ、幾重にも重なる真珠層により生み出される虹色の照りとなります。
大きさに関わらず、丸くて無キズ、真珠層が厚く、光沢の良いものは花珠と呼ばれ全体生産量の5%以下といわれています。
日本人の肌にもなじみやすく、冠婚葬祭には欠かせないアイテムとなっています。しかし最近はロングのネックレスやピアスなど、ファッションアイテムとしても注目されています。
大きさに関わらず、丸くて無キズ、厚巻きで光沢のあるものが最高級品として珍重されています。最高級品は、生産量全体の中でごく僅かしかできないため、とても希少性の高い真珠です。また、6mm以下のサイズは、近年、生産量が減少し、希少性が高くなっています。小さいサイズのアコヤ真珠は、ベビーパールとも呼ばれ、大きなサイズが主流の南洋真珠(白蝶・黒蝶真珠)では得られないかわいらしさが、その特徴ともなっています。
白蝶真珠
ファッショナブルでとても個性豊かな表情
白蝶貝にはシルバーリップとゴールドリップの二種類があります。おもにシルバーリップはオーストラリアの北部で養殖されていて、大粒でホワイト系の真珠を生産することで有名です。ゴールドリップはインドネシア、フィリピン、ミャンマーで養殖されていて日本の奄美大島でも生産されています。その特徴は金色で光沢感のある真珠が採れることです。
ゴールドはその色の発色にとも
ない、ファッショナブルでとても個性豊かな表情がある真珠です。
養殖期間は約二年と長いため、アコヤ真珠より真珠層が厚く深みのある輝きがあります。
黒蝶真珠
色調豊かなカラーバリエーション
主な生産地はミクロネシア、ポリネシア、クック諸島などです。全体生産の95%がタヒチ島での養殖です。その地名に基づき「黒蝶真珠」=「タヒチ」とも呼ばれています。
黒蝶真珠の特徴はそのカラーバリエーションです。グリーン、レッド、ブルー、グレー、ブラウン…etc 大まかに分けても14種類の色調を持ちます。
孔雀の羽の色に例えられる「ピーコックグリーン」は最高級の色とされ、神秘的な輝きと希少性があります。
コンクパール
希少なピンクの天然の真珠
カリブ海に生息するピンク貝から産出される天然の真珠です。巻貝ゆえに真珠の養殖は困難であり、10000貝の中に1ピースしか産出されない、希少中の希少な真珠です。その魅力は陶器のような質感、湧き出るような火炎模様、そして上品なピンク色です。
火炎模様が肉眼ではっきりと見えるものは少なく、さらに希少性が高くなります。
また乱獲による絶滅の恐れがあるため現在ではワシントン条約にて規制され、その価値が一層高まっています。